川村昭弘選手、佐藤政利選手インタビュー
取材日 2010年3月3日

       佐藤政利選手 川村昭弘選手 ―お二人は師弟の関係だそうですが、どういった経緯で? 佐藤 アマチュア時代は藤原実さん(元選手、藤原憲征選手の父親)にお世話になっていました。川村さんの師匠が藤原さんだったので、その流れで弟子として面倒を見てもらうことになりました。

 川村 師匠というよりも藤原一派ですね。最近、冬季移動で金子真也さん(群馬・S1)や後閑信一さん(東京・S1)達と一緒に練習させてもらいましたが、マサ(佐藤選手)も参加させてもらいました。何かを面倒みるというよりも、いろいろ相談しながら、2人で練習しているという感じですね。

―最近の状態に関して聞きます。まずは川村選手。2月の四日市初日は1着でした。

  川村 静岡の片寄雄己選手が先行してくれたお陰です。久しぶりの1着だったので、うれしかった。今は初日に選抜戦を走れるか、予選に回るか、ギリギリの点数なのですが、ちょっとずつですが、練習の成果が出ています。

―佐藤選手は、先行で粘れるようになってきました。

 佐藤 昨年の後半はヒザを痛めて、全然ダメだったのですが、だいぶよくなりました。ヒザがよくなった分、競走で力を出し切れるようになってきました。

―2月の京都向日町記念では、地元の期待選手、伊藤信選手をやっつけました。  佐藤 僕のことは無警戒みたいでしたから。恵まれただけです。まだまだ力不足ですが、出し切るレースを心掛けたいですね。

―師弟コンビの連係も、今後はありそうですね。

 川村 今まではクラスが違っていたので、連係は一度もないです。同じ開催にあっ旋されたこともなかった。今後は連係の機会がありそうだけど、特別に意識することなく、自分の仕事をしたいですね。

  佐藤 僕はすごく緊張すると思います…

―最後にファンの方にメッセージをどうぞ。

  川村 アピールできることは少ないですが、いいレースができるように頑張りたい。特に地元の弥彦では想いとかが違ってくると思います。

  佐藤 今までは地元の弥彦で結果を出していないので、今年こそは力を出し切るレースを見せたい。 

 カワムラ アキヒロ
1974年12月31日生
まれ、35歳、AB型。日
大卒。S級2班、通算17
5勝、優勝13回。2月に
弥彦小を訪問。総合学
習の講師を勤めた。
 サトウ マサトシ
1982年9月1日生ま
れ、27歳、A型。吉田
商高卒。S級2班、通
算43勝、優勝はまだな
い。今年1月にS級へ
初昇級。積極策が目
立つ。

 

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