―お二人は師弟の関係だそうですが、どういった経緯で? 佐藤 アマチュア時代は藤原実さん(元選手、藤原憲征選手の父親)にお世話になっていました。川村さんの師匠が藤原さんだったので、その流れで弟子として面倒を見てもらうことになりました。
川村 師匠というよりも藤原一派ですね。最近、冬季移動で金子真也さん(群馬・S1)や後閑信一さん(東京・S1)達と一緒に練習させてもらいましたが、マサ(佐藤選手)も参加させてもらいました。何かを面倒みるというよりも、いろいろ相談しながら、2人で練習しているという感じですね。
―最近の状態に関して聞きます。まずは川村選手。2月の四日市初日は1着でした。
川村 静岡の片寄雄己選手が先行してくれたお陰です。久しぶりの1着だったので、うれしかった。今は初日に選抜戦を走れるか、予選に回るか、ギリギリの点数なのですが、ちょっとずつですが、練習の成果が出ています。
―佐藤選手は、先行で粘れるようになってきました。
佐藤 昨年の後半はヒザを痛めて、全然ダメだったのですが、だいぶよくなりました。ヒザがよくなった分、競走で力を出し切れるようになってきました。
―2月の京都向日町記念では、地元の期待選手、伊藤信選手をやっつけました。 佐藤 僕のことは無警戒みたいでしたから。恵まれただけです。まだまだ力不足ですが、出し切るレースを心掛けたいですね。
―師弟コンビの連係も、今後はありそうですね。
川村 今まではクラスが違っていたので、連係は一度もないです。同じ開催にあっ旋されたこともなかった。今後は連係の機会がありそうだけど、特別に意識することなく、自分の仕事をしたいですね。
佐藤 僕はすごく緊張すると思います…
―最後にファンの方にメッセージをどうぞ。
川村 アピールできることは少ないですが、いいレースができるように頑張りたい。特に地元の弥彦では想いとかが違ってくると思います。
佐藤 今までは地元の弥彦で結果を出していないので、今年こそは力を出し切るレースを見せたい。 |