平成28年熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

諸橋 愛
モロハシメグム
1977年7月21日生まれ、
32歳、O型。S級1班に在
籍する競輪選手。
直線での切れ味に定評が
ある。地元記念の初制覇
を狙う。
それはデビューして4年目の平成13年4月。佐賀県の武雄競輪場で、G1に準じるG2クラスのふるさとダービーという大会が開催された。準決勝まで進んだ諸橋愛は、落車のあった戦いで、前にいた選手を何人か抜き3着で決勝進出を果たした。

通路を引き揚げてきた彼はもちろん満面の笑みで、「やっちゃった」と声をかけてきた。このアッケラカンとしたところがミソ。決勝は失格者が出て、3人が落車する波乱の中、力を出し切れずに5着に終わったが、僕の耳に「やっちゃった」はまだ残っている。

G1クラスのレースの常連になり、6月6日に行われたばかりの高松宮記念杯では決勝進出を果たした。今年に入って、ギックリ腰をやったり、落車を何回も繰り返し、彼自身、初めて体験するどん底の状態の中でだ。

5月末の一宮競輪場では今まで経験したことがない、1開催で2回の落車も味わった。「初日に落車した時は2日目があったから、気持ちを切り替えられたけど、最終日の落車はさすがに応えました」。

翌日はスイッチが入らず過ごした。ところが、ここからが彼の真骨頂。家族の顔を眺め、仲間からのメールや電話に励まされ、こう考え始めた。

「これは試練。これを乗り越えれば、パワーアップして、もうワンランク上の選手になれるはず」。

自分に繰り返し語りかけて、血や肉にまでポジティブシンキングを浸み渡らせる。身体的に恵まれているわけじゃない彼は、精神的な強さでS級1班になれたと思っている。

こういうメカニズムで、心のありようを変えていくんだな。





















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