藤原憲征 フジワラ ノリユキ
1979年7月31日生まれ、
31歳、A型。弥彦競輪場では
優勝6回、決勝2着が6回など、
75戦24勝、2着23回。「子供
が好き」と、オフは家族サービ
スにも熱心。175センチ、76
キロ。

―最近、どうですか?
弥彦記念(6月)を終えてから、3場所の結果はボロボロですね。

―内容的には?
自分が何を目指しているのかを課題として走っています。今のままでは燻ってしまうので、心機一転、いろんなことを変えようと考えています。

―話せる範囲でいいですが、具体的には?
自転車ですね。大ギアの流れになって、競輪そのものが変化している。今の競輪についていくには、僕自身もチェンジが必要なんです。3月の松戸ダービーから、ギアを3・64から3・86に変更して、セッティングもいろいろ試しています。
自分で飛び込んでいかないとわからない部分ですし、実際のレースで発見もたくさんあった。ただ、その発見がポツン、ポツンとあるだけで、今はまだ一直線につながっていない。どうつなげていくか、答えがまだ見つからないけど、自分はプロの選手。自分で解決しなきゃだし、腐らずにやっていきます。

―奥深い世界ですね。
誰もが、(前へ)出ている自転車を動かすのは嫌なはずですが、僕はもう一歩、前へという気持ちでやっています。

―藤原選手といえば、地元の弥彦好走というイメージですが。
打鐘の音が聞こえるくらい家が近いですし、応援してくれる人も多い。恥ずかしくない走りをしたいので、直前の準備ではやれることをすべてやっていく。状態面がひと息な時も、きつい練習をやってきたのだからと自分に言い聞かせて、レースに臨んでいます。

―6月の弥彦記念では惜しい決勝2着でした。
海老根さん(恵太・千葉)の出が悪かったので、獲れるかなと思った。前を抜くだけでしたから。夢は見ましたね。でも、山崎君(芳仁・福島)のまくりが飛んできた。スピードが違っていたから、止めることはできませんでしたね。

―弥彦での思い出のレースは?
やはり記念を獲ったレース(2007年7月)ですね。矢口(啓一郎・群馬)のお陰です。

―最後に、9月の弥彦FⅠへの抱負を。
競走得点を下げていますが、調子を戻していきます。いい走りができるように、体調を整えて地元戦を迎えたいですね。

取材日 8月3日

 

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