稲刈りが始まった弥彦周辺。季節はもう秋だが、弥彦競輪場だけは「夏祭り」。すぴＲｉｔｓ第７戦＆ファンクラブ限定スペシャルエキシビションファイナルが行われた９月９日。大勢のファンの皆様が訪れた弥彦バンクは、わっしょい、わっしょいでした。

　まずは９月８日、新潟ＬＯＴＳで行われた、ＣｌｕｂすぴＲｉｔｓ会員様限定、スペシャルエキシビションレース前夜祭の様子から。

　盛り上がりました。ファンクラブ会員様、本当にありがとうございます。ＦＭ新潟パーソナリティのヤンさん進行により前夜祭がスタート。すぴＲｉｔｓに関するクイズ大会の後、すぴＲｉｔｓが登場。翌日のレースに関する抱負などを、コーナー司会の伊藤克信さんが聞き出す形でしたが、大盛り上がり。さすが、エンターテイナーという仕切りの伊藤さんが、すぴＲｉｔｓの個性をうまく引き出してくれました。楽しかった。

　その後は会員様との交流が行われ、締めはすぴ杉本さんとのデュエットのはずだった、カラオケ「夏祭り」。みなさん、熱いですねえ〜。


　 続いて、９日のすぴＲｉｔｓエキシビションレース。バンク内には、杉本さん、内田さんの横断幕に加えて、成田栞さんの横断幕が２枚も張らました。そして、弥彦第４Ｒ終了後には、またまたプレゼントされた名前入りのＴシャツを、すぴＲｉｔｓのメンバーが着ての選手紹介。前夜祭の時もそうでしたが、いろいろなプレゼント、ファンの皆様、本当にありがとうございます。

　誘導員の及川かれんさんを、渡辺まり、成田栞、本田美羽さんのラインが追ってレースがスタートしたが、後方から大橋郁美、白倉晶子、杉本真理子さんのラインがじわじわと上昇して、鐘の音が鳴り響く残り１周半すぎから先頭に立った。

　大橋さんがペースを上げにかかると、７番手から内田レナ、田中千晶、青瀬千里さんのラインが襲いかかる。内田さんのダッシュがよく、大橋さんをまくり切るかに見えたが…。

　今日の大橋さんはいつも以上に強い。吉岡魂に加えて、強い強い心が、力に変わる。

　 選手紹介時、「スピ★スタ」での放送の中でも話していたが、すぴ誕生から練習を見てもらっていた自転車競技会の職員さんが先日、退職された。

　「その方のためにも、いいレースを見せたい」。

　強い想いが、ペダルを踏む脚に伝わる。強烈な踏み直しで、内田さんのまくりを完封して、４コーナーを回っての直線。番手の白倉さんとのマッチレースに持ち込んだ。

　弥彦の直線。やはり長い…。

　 番手絶好の白倉さんがゴール寸前で大橋さんを差し切って優勝。弥彦記念の時の第４戦に続いての勝ち星を挙げた。

　白倉晶子　「すごくうれしいです。実は先行してくれた郁ちゃんが昨日から体調が悪くて、今日も調子がよくなかったのですが、頑張って先行してくれて…。ラインで優勝できて、うれしいです」。