弥彦競輪の展望 新潟スポーツ賞 YELLカップ(ナイター・F1・7/30~8/1)

S級(弥彦競輪PR誌CREATE7月号より)

選手構成の充実度では関東地区がリードしている。軸になるのは坂井洋(栃木)だ。スピードあるまくりが一番の持ち味だが、若手の台頭によって番手回りも増えてきた。ラインでの連係が決まれば、優勝に一番近い位置にいるだろう。

森田優弥(埼玉)は5月のGⅠ日本選手権(平塚)で2勝を挙げて、続く和歌山FⅠをまくりで制覇。7月からはS級2班になるが、機動力は上位の存在だ。

関東からはマークが堅実な佐藤礼文(茨城)、一発の魅力がある篠田幸希(群馬)も出走と、層が厚い。

地元からは滝本幸正(新潟)、中嶋宣成(長野)が追加あっ旋で参戦。滝本は直前の静岡でS級優勝を決めており、勢いにに乗っての参戦になる。

実績面では他を上回る浅井康太(三重)も互角だ。体調が徐々に戻って、4月のGⅢ西武園記念とGⅢ武雄記念で決勝に進出。GⅠ寬仁親王牌を制した弥彦が舞台なら、シャープな走りを見せるだろう。中部地区の自力型が手薄だが、底力で何とかする。志智俊夫(岐阜)が浅井と連係する。

山田久徳(京都)は3月の名古屋、5月末からの松戸とFⅠを2回優勝。ともに近畿の若手との連係からの優勝で、追い込みとしての地位が上がってきた印象を受ける。小森貴大(福井)、伊藤信(大阪)らとうまく連係できれば好勝負になる。

南関東地区の軸になるのは青野将大(神奈川)。5月の青森ミッドナイトGⅢを豪快なまくりで優勝。今年4回目の優勝で、上位クラスでも注目される存在に成長した。復調してきた大石剣士、実力者の岡村潤の静岡勢と結束できれば怖い。

6月のGⅢ久留米記念で新山響平の優勝に貢献した小堀敢太(北海道)に注意。

◆A級1、2班戦

4月の小倉、熊本を連覇した磯島康祐(青森)。近況はやや調子を落としているが、過去に実績を残している弥彦なら実力を発揮か。先行を基本にした組み立てでレースを作る。番手の丸山貴秀(秋田)はS級からの降級で心機一転。磯島の番手で仕事をして差し切りを狙ってくる。

野中祐志(埼玉)は5月中旬から配分欠が続いていたが、直前に復帰。体調がカギだが、A級では差し脚が上位で、関東での連係が決まれば怖い。

上川直紀(栃木)のまくりにも警戒。このところ安定感が増して、以前のような成績のムラがなくなった。

先行策が持ち味の近谷涼(富山)は6月25日からの富山で復帰して、直前の豊橋で優勝。状態は万全で、舛井幹雄(三重)とのワンツーに警戒する。