弥彦競輪の展望 WINTICKET杯 (チャレンジ7R制・ミッドナイト 7/1~3)

チャレンジ(弥彦競輪PR誌CREATE7月号より)

チャレンジの7R制で行われるミッドナイト開催。本格デビューの127期生にA級1、2班戦からの降班組と、実力判断が難しいシリーズになる。

レースを引っ張る127期では、安達光伸(岐阜)の脚力が上位だろう。養成所の成績は3位で、記録会の1000m、3000mでは好タイムをマーク。持久力が一番の持ち味で、本格デビュー初戦の今回は、先行一本で戦う。

松田安綱(大阪)はボートレーサー養成所を辞めたあとに、競輪選手へ転身。父治之(73期)と同じ世界に飛び込んだ。5月からの新人戦では積極策も披露しており、能力は十分にある。

地元デビューになる中川飛隆(新潟)は、七転び八起きのあきらめない姿勢が一番の持ち味。思い出深い弥彦の地で、夢へのスタートラインに立つ。前へ前へと攻める競走を披露する。

降班組で競走得点が上位なのは作田悦章(徳島)。4月の青森1、2班戦で決勝に進出するなど、差し脚は鋭い。中四国ラインの自力型が手薄な点は気になるところだが、自分で位置を狙ってチャンスを待つ。

川上真二郎(新潟)は4月の弥彦で1勝。地元戦は得意で、新人の中川をアシストして上位を狙う。

自力での一発がある舘真成(茨城)、勝俣亮(神奈川)の台頭に注意か。大内達也(宮城)は体調次第になる。