◆A級(弥彦競輪PR誌CREATE11月号より)
2026年の弥彦競輪。昨年と同様に7R制のミッドナイト競輪で開幕する。10月にはGⅠ寬仁親王牌の開催も予定されており、白熱した競走に期待したい。
主役予定だった北井佑季(神奈川)がS級に特別昇級したことにより、優勝争いのメンバーが一変。混戦のシリーズになる。
中心になるのは追加あっ旋で出走する五十嵐綾(福島)だ。スピードを生かしたまくりを主戦法にして、今年のA級戦は優勝が4回。3月の別府、函館を連覇して、直前の岐阜は決勝2着と、充実一途の近況になっている。7車立てが合っている印象で、今回も一気のスパートを決める。
北ラインで平沼由充(福島)と岩崎将士(青森)が五十嵐に食い下がる。
今藤康裕(岐阜)が中部地区の軸になる。1月からのA級戦で優勝が4回。豊橋と小松島は完全Vと、切れのある差し脚を各地で披露している。弥彦の直線では確実に伸びてきそうで、今回はチャンスだ。石田拓真(愛知)が主導権を取る展開なら有利に戦える。
近畿地区を引っ張る一守大葵(兵庫)がどこまで戦えるのかにも注目。127期生で、準決でも逃げ切りを決められるだけの脚力を有している。徹底先行が持ち味で、レース展開のカギを握る選手になる。
山本隼人(大阪)はやや順調さを欠くが、一守の番手を得れば怖い。
三好恵一郎(群馬)は総力戦で台頭を狙う。優勝こそないが、1月からのA級戦では常に上位を争う。最終バック先頭の競走が増えており、前へ前へ攻める姿勢は評価したい。
吉田勇人(埼玉)は直線でのコース取りがうまく、差し脚も切れる。厳しい展開をしのいで上位に食い込んでくる選手で、関東での連係から強襲がありそうだ。
地元地区の期待は鈴木庸之(新潟)。腰の不調で思うような走りはできなかったが、3月の高知で復活の優勝。ファンの声援をプラスにして奮闘する。徹底先行の宮下一歩(長野)とともに、弥彦開幕を盛り上げる走りに期待だ。