第30回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントの決勝が10月24日、弥彦競輪場で行われ、平原康多(埼玉)が直線で抜け出して優勝。2017年2月の全日本選抜競輪(取手)以来、8度目のG1制覇となりました。

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優勝後の共同記者会見の様子

中学2年まで弥彦村の隣、岩室村(現新潟市西蒲区岩室)で育った平原。親戚も多く、「震えるくらいの声援」をスタンドから受けての決勝戦。「吉田拓矢君(茨城)が気を使ってくれた」と、前前に踏んだ吉田の後ろから新田祐大(福島)に切り替え、直線、渾身の踏み込みで一気に伸びた。

落車した盟友・諸橋愛(新潟)を気遣いながら、「ひとつ親孝行できたのかな。(弥彦でのG1制覇は)ちょっと別格かもしれないですね」と、安堵の表情を見せた。

これで暮れのKEIRIN GP出走が確定。さらに状態を上げていく平原の今後にも期待したい。

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