弥彦競輪の昼間開催、サンケイスポーツ賞(F1)の決勝が9月5日に行われ、S級は地元新潟の諸橋愛、A級1、2班戦は岩井芯(岐阜)が優勝しました。
メーンのS級決勝。果敢な逃げを打ったのは渡邉雄太(静岡)でした。諸橋が制した2017年8月1日、弥彦競輪開設67周年記念ふるさとカップ決勝を思い起こされるような男気先行を披露して、再び諸橋は絶好の番手の位置。最終バック3番手から阿部拓真がスパートすると、それに合わせて諸橋も踏み上げ、まくり上げた脇本勇希の追撃をこらえて1着でゴールしました。
直前の宇都宮で落車するなど万全ではない状態の中、7月の弥彦記念欠場の無念を晴らす、うれしい地元優勝となりました。