天野康博物語 第二回

-越後の闘将- 第二回 現役を引退したときは51歳だった天野康博さんだが、4月13日の誕生日が過ぎ、年齢がひとつ増えた。1968年4月に吉田商業高校に進学。36年前のことだ。競輪なんて見たこともなかった。今でもそうだが、その風貌とは反対にギャンブルとは無縁。どのように競輪選手を目指したのか?...

天野康博物語 第一回

-越後の闘将- 第一回 昨年、京王閣で行われたKEIRINグランプリ03シリーズ。誰もが最終12Rに注目していた12月30日の第2R。天野康博さんの引退レースだっ た。オレンジの7番車は9着でゴールインした。1972年4月16日の弥彦でデビュー。 31年8カ月の現役生活。通算2407戦221勝、2着297回。51歳でバンクに別れを告げた。78年9月26日、西宮競輪場で行われたオールスター競 輪で優勝。01年8月、小橋正義選手が寛仁親王牌で優勝するまで、それが唯一の新潟県選手のタイトルだった。...

弥彦を支えた鉄人達 最終回

新潟県 名選手列伝 最終回- 総集編 2001 年の4月から今年の6月まで連載させてもらったこのコーナー。創世期のメンバーで もある倉品ミヨ氏から40期の高井俊幸氏、池田哲男氏、皆川正氏まで、全部で20人。様々な話をうかがい、限られたスペースの中で、どこまで話し手の気持 ちが伝えられたかは疑問ですが、今ある競輪をまた違った角度から眺める一助にはなったはず、かな。 1948年11月に小倉(現・北九州市)で誕生した競輪。翌49年には新潟で9名が登録し、そして50年の4月29日に弥...

弥彦を支えた鉄人達20 倉品ミヨさん

-新潟県 名選手列伝20- 倉品 ミヨさん 登 録番号416。弥彦競輪が始まった1950年。「夏ころから走り始めたのかな」というの は倉品ミヨさん(74)。お名前からもわかる通り、64年の11月まであった女子競輪の選手だった。「くそー、あの人ができるんだから、私にも絶対にでき る。その気持ちを持てるのは競輪選手だったおかげです」。取材の中で「競輪は一瞬のスポーツですよ」というのは、その通りだと感じ入った。 よく笑い、よくしゃべる。...

弥彦を支えた鉄人達19 高田秀明さん

-新潟県 名選手列伝19- 高田 秀明さん 県 選手の創生期のメンバーでもある高田秀吉さん(故人)の息子さんが高田秀明さん (51)。1971年1月に28期生としてデビュー。2001年7月に引退だから現役生活は30年を超える。「俺なんか、何も話はないよ」と語る高田さ ん。「30年の選手生活といったって、たまたまクビにならなかっただけだから」。 ほんとですか? まずは高田さんの父・秀吉さんのこ とから。4・00の大ギアを駆使し、先行、まくり...